アニメ「十二国記」の名言集、まとめです。 ※名言数:16
作品概要↓
「『十二国記』は、小野不由美の一連の小説作品群の呼称である。古代中国思想を基盤にした異世界ファンタジー作品。2013年時点で未完。また、2002年にNHKでアニメ化されている。
現代の日本から十二国の世界に連れてこられた女子高生・中嶋陽子が一応中心人物的な立場にいるが、基本的にはシリーズ共通の主人公はいない。
緻密に突き詰められた世界観と深いメッセージ性を持つ物語。」
中嶋陽子の名言
「善意でなければ信じられないか!?相手が優しくしてくれなければ、優しくしてはいけないのか!?・・・そうではないだろう!?あたしが相手を信じることと、相手が私を裏切ることとは、なんの関係もなかったんだ。そうだ、私は独りだ。だから、私のことは、私が決める!私は、だれも優しくしてくれなくても、どんなに裏切られたって、誰も信じない卑怯者にはならない!世界も他人も関係無い!私は優しくしたいからするんだ!信じたいから信じるんだ!」by中嶋陽子
優しくしたいから、信じたいからそうする・・・ほんと納得。このシーン超かっこよかったなぁ。
「お父さん、お母さん。私、『いい子』じゃないよ、、、それでも、いい?」by中嶋陽子
他人からが思う「いい子」なんて別にいいじゃないですか?
「私は私だ、、、私は、私でしかない!やっとわかったんだ、、、私はただ、私自身でいたいと!王であるとか海客であるとか、そんなこと関係無い!」by中嶋陽子
立場とか身分の前に、大切なことがある・・・
「私は本当に愚かだった。人の顔色を窺い、本当の自分なんかどこにもなかった。でもやっと、愚かでない自分を探そうとしている、、、これからなんだ。これから、少しずつ努力して、少しでもましな人間になれたらいいと。」by中嶋陽子
こうした心を失ったらなんかいろいろ終わりな気がします。
「良い国っていうのは、何なんだろう?二人はどういう生き方がしたい?そのためには、どういう国であってほしい?」by中嶋陽子
これって、みんなで真剣に考えていくべきことなんじゃないかと、つくづく思った。
「心に鞘はいらない。」by中嶋陽子
これ聞いた時、痺れた。
「他者に頭を下げさせて、それで己の地位を確認しなければ安心出来ない者のことなど、私は知らない。それよりも、人に頭を下げる度、壊れていくものの方が問題だと私は思う。人はね景麒、真実相手に感謝し、心から尊敬の念を感じた時には、自然に頭が下がるものだ。『他者に対しては、礼を持って接する』そんなことは当たり前のことだし、するもしないも本人の品性の問題で、それ以上のことではないだろうと言っているんだ。」by中嶋陽子
ほんと同感。そして陽子かっこいー。
「人は誰の奴隷のでもない。そんなことのために生まれるのじゃない!他者に虐げられても屈することない心、災厄に襲われても挫けることのない心、不正があれば正すことを恐れず、獣に媚びず、私は慶の民に、そんな不羈の民になって欲しい!己という領土を治める唯一無二の君主に!そのためにまず、他者の前で毅然と頭を上げることから始めて欲しい!諸官は私に慶をどこに導くのかと訊いた、、、これで答えになるだろうか?その証として、服礼を廃す!これを持って、初勅とする!」by中嶋陽子
「己という領土を治める唯一無二の君主」。
楽俊の名言
「これはオイラの勝手なんだ。オイラは陽子に信じてもらいたかった、、、でも、オイラを信じるのも信じないのも、それは陽子の勝手だ。」by楽俊
そこに楽俊の深い温もりを感じる・・・
尚隆の名言
「自らを統治出来ぬ者に、国土を統治できるはずもない。」by尚隆
なんか器のでかさが感じられる台詞。
「俺1人生き延びて、小松を再興せよだと!?笑わせるな!民を見殺しにしておいて、それは一体どんな国だ!?城の中に俺1人で、そこで何をせよというのだ!?」by尚隆
こんな人が作る国で暮らしてみたい。
「民のいない王に、何の意味がある!?国を頼むと民から託されているからこそ、俺は王でいられるのだぞ!」by尚隆
尚隆かっこいー。
黄姑の名言
「大切なのは『こうだ!』と決めてかからずに相手を受け入れてあげることなのです。」by黄姑
「傲慢さ」って気づかないところででちゃうんで、気をつけたいですね。
清秀の名言
「辛いことがあると偉いのか?辛抱してれば偉いのか?俺なら辛くないようにするけどな。」by清秀
十二才くらいの少年の言葉が響きます・・・
玉葉の名言
「母親だからって、何でもわかるわけないじゃないか。大事なことはちゃんと言ってくれなくちゃ、親だってわかるわけないさ。あんたは言ったのかい?わかって欲しいことを口に出して。」by玉葉
家族だろうが、長年一緒にいようが、そりゃあそうですよね・・・。
渡部先生の名言
「誰にとってもいい子であったというのは、そう見られようとするあまり、自分というものをなくして、他人に合わせていただけなのでは・・・?」by渡部先生
うーん、、、分かる気がする。