西尾維新の小説、アニメ「戯言シリーズ」(クビキリサイクル、クビシメロマンチスト、クビツリハイスクール、サイコロジカル、ヒトクイマジカル、ネコソギラジカル)」の名言集です。
ぼく(いーちゃん) 名言
「ぼくには、無自覚で無意識で踏みつけていく人間の方が、善意で正義で他人を踏み砕いていく人間の方が、ずっと怖いように思える。」byぼく
現実、そんな人ばっかじゃないかな。考えてみると、確かにちょっと怖いかも。
「後悔するという行為には心を休ませる意味があるらしい。とりあえず後悔だけしておけば、今目の前にある問題から逃げることができる。悪いのを全部昔の自分にしてしまって、だからそれは、とりたてて自責ってわけではなくて。後悔している間は正しい自分でいられるから。」byぼく
この発想が面白いな。なんとなくわかる気もするけど。
「愛情の対義語憎悪ではなく無関心であるように、希望の対義語もまた、絶望ではない。全てがどうでもいいと放棄できる無気力こそが、希望の対義語。全てのことを許すことができる、全てのことを『それでよし』と肯定できるだけの絶対的な説得力を持った無気力こそが、希望の反対だ。」byぼく
「希望」の反対は「無気力」。考えたなかったけど、確かにその通りだと思う。
「問題。信じるとは、どういうことか?解答。裏切られてもいいと思うこと。裏切られても後悔しないと思うこと。」byぼく
信じると決めた時点で裏切られる覚悟はしておくべきなんだろうな。
「世の中は理不尽にできてはいるが、自分でやったことの責任は自分でとらなければならないようにもできている。ただ、自分でやってないことの責任もとらなくてはならない場合がままあるというだけの話だ。」byぼく
前者については当たり前でなんの不満もないけど、後者の方がなぁ。。。
「才能があるものにせよないものにせよ、結局のところ人間は二種類に分類される。それは追究する者と、創造する者。ぼくがどちらなのかはともかく、玖渚は圧倒的に後者に偏っているのだった。」byぼく
私の場合は、けっこう前者に傾いていると思う。
「人生がゲームでないのはリセットボタンがないからではなく、そこにゲームオーバーがないからだ。とっくの昔に『終わっている』のに、それでも明日はやってくる。夜が来ても朝が来る。冬が終われば春が来る。人生って素晴らしい。」byぼく
精神論で「終わってる」ことと、肉体的に死ぬ事っていうのは確かに違うと思う。
「何かを求めるならその三分の一までの損失を覚悟しなくちゃ駄目さ。見返りを望むならそれなりのリスクは覚悟しなくちゃな。それができないなら何も望まない方がいい。」byぼく
その通りだと思うけど、なんで三分の一なんだろ?
「人は死を恐れるのではない。人は無こそ恐れるのだ。」byぼく
なんか分からないけど分かる的な。
「許すだの許さないだの、そういう問題じゃない。許容云々以前の問題なんだよ、それは。人殺しは最悪だ。断言しよう。人を殺したいという気持ちは史上最低の劣情だ。他人の死を望み祈り願い念じる行為は、どうやっても救いようのない悪意だ。なぜならそれは償えない罪だから。謝罪も贖罪もできない罪悪に、許容も何もへったくれも、そんなことはこのぼくの知ったことじゃないね。」byぼく
償えない罪っていうのは間違いない。
「他人まで自分の中に取り込んでしまうようなべたべたした生き方に賛同できないだけだよ。誰かのため誰かのためって・・・、そんな免罪符振りかざして生きてるなんて、苛々するよ。」byぼく
「誰かのため」って素晴らしいと思うけど行き過ぎは最早恐怖でしかない。
「ことを幸せ不幸せの基準で判断する限り、それは初めから終わりまで主観的な判断に委ねなければならない。」byぼく
幸せ不幸せを客観的に語る事は全くの無意味なのは間違いない。
「結局人間は比較することでしか幸福も不幸もわからない。これは平等なんて言葉が真実には存在しえないことを意味する。全てに等しき存在感なんてありえないことを意味するのだ。幸福と不幸は繋がっていて個人ではなく、全体として見るに至ってようやく、相殺されて零となるのだから・・・」byぼく
途中からちょっとついていけなくなる感じが面白いな。
「一言、『今何を考えているんだい?』と訊けば、それで何もかも払拭されるというのに、ぼくにはそれができない。お為ごかしや戯言を抜きにして本音で人と接することは、つまり互いに傷つけ合うことなのだから。下手な踏み込み方をして姫ちゃんを傷つけたくないし・・・そして何よりぼくが傷つきたくなかった。」byぼく
自分が本音で話しても相手も同じく本音で話してくれるとも限らないしな。
「全部が嘘で真実なんて一つもないというのなら・・・比較しうるものなどないというのなら、そんなの、全部本当なのと同じことだ。」byぼく
裏しかないのなら、それが全部表だったとしても誰も気づきようがない。表と裏、比較する事でしか何も分からないというのはその通りだと思う。
「およそ論理立てて物事を考えるほど無意味なことはない。所詮論理など人の考えたものであり、そして世界は人の手には余りすぎる。」byぼく
確かに世界は人の手に余りすぎるってのはそうだけど、でもかんがえちゃいますよ。あんま意味ないとしても。
「やはり思索というものは、先に結論をおいておかなければまとまりようもないのだと、今学習した。」byぼく
そうしないと、思考がまとまらないのはあると思う。
「頂点は一つで底辺は無数。それがこの世の構造だ。」byぼく
まさしくその通り。だからどうって訳でもないけど。
「最後まで通さない努力など最初から意味がない。」byぼく
少なくとも、自分で決めた終わりまでは通さないと気持ち的にもやってられない。
「あらゆる意味において、世界と全く影響しない、誰とも何とも関係しない真の孤独なんてものは、存在しない存在の中にさえも存在しない。」byぼく
自分以外みんな死ねばあるいは。。。
「始まりがあれば終わりがあるなんて言うけれど、終わりがあるからこそ、人は、何かを決意し、始めることができるんじゃないだろうか。」byぼく
それは確かではあるけど、死にたくないと思うのも確かなんだよな。
「死を覚悟すれば、生きてる間は死なずに済む。」byぼく
つまりは「死んだように生きることはない」って事だと思うけど、この言い方好き。
「何があろうと時間だけは経つ。時間は戻らない、停まらない。進む。」byぼく
絶対不変の真理と言えますね。
「死ぬとはどういうことなのか。生きるとはどういうことなのか。生きているから死ぬというのなら、生きていることの、なんて不自然なこと。そんなんじゃ・・・生きているだけで、死にそうだ。」byぼく
生きてるってことはいつか死ぬということ。
玖渚友 名言
「昨日はちょっとやなことがあってさ、僕様ちゃん、ふて寝しちゃったんだ。不愉快な気分のときには寝るのが一番だからね。睡眠、それは神が人間に与えた唯一の救いである、みたいな。」by玖渚友
あと、何もする気にならない時もさっさと寝るのが吉です。
「権威っていうのはあくまで結果のことだからね。できないとやらないは一緒なんだよ。」by玖渚友
できない=やらない、これは確かにそう思う。
「僕様ちゃんはあまり部屋から出ていらっしゃらない畑の住人だからね。ううん、楽しいよ。すごく楽しい。僕様ちゃんはいつでもどこでもどこまでも楽しいんだ。」by玖渚友
「いつでもどこでもどこまでも楽しい」これはもの凄いですね。
哀川潤 名言
「他人を自覚的に意識的に踏み台にできる人間ってのは、なかなかどうして怖いものがあるよな。」by哀川潤
けっこうそういう人いそう。頭良さそう。
「不満があったら誤魔化すな。不安定なもんはちゃんと安定させろ。不条理は条理の中へと押し込んじまえ。てめえの考えをくだらない感傷だなんて思うな。オッケイ?」by哀川潤
「不満はごまかすな」「不安定なら安定させろ」。ほんとにその通りだと思う。哀川さんかっこ良すぎ。
「無能だったらそれはそっちの方がいいんだ。とんでもなく鈍感だったなら、生きている理由をそもそも考えないほどに、生きている意味をそもそも考えないほどに、生きている価値をそもそも考えないほどに鈍感だったなら、この世は楽園でしかない。平穏で、平和で平静で。些細なことが大事件で、大事件ら些細なことで、最高一生を終えることができるんだろうよ。」by哀川潤
確かに、突き抜けて鈍感だったら、いろいろ幸せかも。
「人の生き方ってのは、要するに二種類しかない。自分の価値の低さを認識しながら生きていくか、世界の価値の低さを認識しながら生きていくのか。その二種類だ。自分の価値を世界に吸収されるか、世界の価値を殺ぎとって自分のものへと変えるのか。」by哀川潤
西尾さんのこういう対比面白いな。私は前者よりなんだろうな。
「自分のことは自分でしろ、そしてやるなら最後までしろ。前にも言ったろ?中途半端が一番悪いぜ。」by哀川潤
常にそんな自分で、人生でありたいと切に思う。
「死ぬべき人間がいるとしたら、そいつは死ぬべきだ。」by哀川潤
過激っぽくきこえるかもだけど、結構同意する。
「そもそも学校って生徒を閉じ込めるための施設だろ?閉じ込めるてる側はそれを保護と呼ぶんだろーけどな。」by哀川潤
確かにそういう見方もありだな。
「警察ってのは基本的に株式会社だかんな。より多額の税金を払ってくださる国民の見方だぞ。」by哀川潤
株式会社警察。なんかウケるな。
「自己の生命活動の認識こそが、生命の意味だと思う。ジェットコースターが気持ちいいのはそのためだろ。」by哀川潤
ジェットコースターの例はわかりやすい。
浅野みいこ 名言
「お前は背負い過ぎなんだよ。他人にそうそう影響を及ぼせると思うな。朱に交わって赤くなるのは染まった方の弱さでしかない。己を律することさえできれば影響下に置かれることなどないのだよ。お前はそんなに誰かに迷惑をかけて生きているわけではない。」by浅野みいこ
自分がだれかの人生を左右するくらいに影響するなんてのは確かに思い上がりだと思う。
「いいか、よく聞け!お前が何人傷つけて、何人陥れて、何人騙して何人謀り、何人裏切って何人利用して何人売り渡してきたとしても!どれだけ傷つけてどれだけ不幸にしてきたんだとしても!どんな滑稽でも無様でも!手遅れでも今更でも!人間不信の欠陥製品でも、たとえお前が人間失格の殺人鬼だったところで!・・・どうしてそんなことが、お前が悲しんじゃいけない理由になるんだよ。」by浅野みいこ
みいこさん素敵すぎる。
鈴無音々 名言
「感謝なんて誰にでもできるわよ。誰にでもできることなんてつまんない。あんたはあんたにしかできないことをやりなさい。」by鈴無音々
これについては、一つ一つ見ていくと日々誰にでもできるようなことしかやってない気もするけど、「人生」という広さでみるとそんな事もなかったりすると思う。
「美少女の価値はあらゆる他の価値観を駆逐するのよ。高潔だの正義だの愉悦だの憐憫だの道だの徳だの仁だの愛だの、そんな有象無象の価値基準は美少女の前では塵屑同然だわよ。」by鈴無音々
真理としか言いようがない。
「人間とは、美少女とアタシとそれ以外の三種類に類別できる。」by鈴無音々
物凄い分別だけど、わからんでもない。
「何だか分からないものってのは怖いのよ。だって、何だか分からないんだから。」by鈴無音々
それは怖いよな。だから知りたいし分かりたい。
園山赤音 名言
「苦労をしたことは一度もない。ただ、努力はしたがね。」by園山赤音
かっこいい。自分の認識次第なんだろうけど、こんな風に自信を持って言ってみたい。
「失敗した人間関係を持続させるほどに無意義なことは、そうそうないよ。」by園山赤音
ほんとそう思う。それを無理して続けても苦痛なだけで得るものもないと思う。
「天才は異端から生まれる。・・・ただし、異端が全て天才だとは限らないがね。」by園山赤音
ただ「異端」なだけってのはかなりキツイかもな。。。
「人間はね、少年。本来、なりたいものに、なれるものなのだよ。」by園山赤音
「そんなのは無理だ」と思うのも仕方ないし、事実だとも思うけど、そう信じて疑わない人だからこそうなれる事は多いのではないかとも思う。
逆木深夜 名言
「関係ないんだよ、才能なんて。俺はむしろそんなもの持ってなくてよかったと思ってるね。才能なんて、くだらない。そんなしち面倒なもん持ってたら、努力しなくちゃならないだろ?凡人ってのは気楽なもんだよ。『極めなくていい』ってのは、絶対に利点だと思うぜ、俺は。」by逆木深夜
わかる気もするけど、まだそこまで割り切れないかもしれん。
伊吹かなみ 名言
「あのさぁ、頭が悪いのは黙ってたらばれないことなんだから、きみ、ちょっとは口を慎んだ方がいいんじゃない?」by伊吹かなみ
かなり酷いけど、その通りかもしれん。顔からすでに頭悪そうとかいるかもだけど、口開かなければ決定的じゃない。
「一つのスタイルに拘泥し続けるなんて愚かしいったらありゃしないわ。自分自身にこだわるなとは言わないけど、こだわり過ぎるなんて絶対に変よ。狂ってるわ。他のことはともかくさ、わたしは絵くらい好きなように描くわよ。」by伊吹かなみ
「自分はこう」ってスタイル決めるのは生きがいとかになって良いと思うけど、気持ちが変わってるのに今更変えるのも、って感じで固執するのは良くないと思う。
「見る者を選ぶようなものを、わたしは芸術とは呼ばないの。」by伊吹かなみ
本物は誰が見ても芸術。それって相当すごいことだろう。
姫菜真姫 名言
「他人のために感情を発揮できる人間はね、何かあったときに他人のせいにする人間だからだよ。あたしはね、きみみたいな人間が最高に嫌いだよ。」by姫菜真姫
この裏表を容赦なく指摘するところ。西尾さんの文章好き。
「たとえばね、とある天才を尊敬している人がいるとするじゃない。だけれどそれには三種類あるんだ。その人が本当に好きで、憧れて、尊敬して、そうなりたいそうありたいって思う人。純粋だね。二つ目は一つ目と似てるけれど、自分は完全に切り離して、対象を本当にすごいと思い、自分よりもそちら側を優先できる人。そしてもう一種類がその『すごい人』を好きになることで、その人のすごさに乗っかることによって、自分の価値を上げようって連中さ。他人を生きがいにする、脳と腹が腐った連中だね。さて、そうだとすると、きみは三つの内どれに属するタイプの人間なのかな?」by姫菜真姫
少なくとも一番目ではない。二番目な気がするけど、三番目の傾向も多少あるかもしれん。
千賀てる子 名言
「他人に迷惑をかけることしかできない人間は人間をやめた方がいい。それができないのなら一人で生きていかなくちゃいけない。そう思います。」by千賀てる子
真理先生 名言
「あなたが殺されていい時がありますか。あなたが殺されていい条件があれば、それを聞かしてください。あなたがどんな時でも殺されるのがいやなら、少なくともあなたは人殺しをしてはいけない。」by真理先生
これ以上ないってくらいにめちゃくちゃ納得がいく説明だな。
貴宮むいみ 名言
「何も悔いることがないんだろうな。やり残したことってのが、多分ないんだ。そりゃそうさ、やりたいことも、目的すらもなく生きてるんだ。なににしたって『やり残しよう』がないのさ。」by貴宮むいみ
そんな人生は嫌だ。自分は違うと思いたいね。
宇佐美秋春 名言
「ないか?そういう法律とか常識とか、そういうもんが吹っ飛んじまう瞬間ってよ?」by宇佐美秋春
数えるくらいしかないけどあったな。その瞬間に犯罪って一番起きそう。
兎吊木垓輔 名言
「人間は対象が何であれ自分が主導権をにぎっていたいものなのさ。」by兎吊木垓輔
最低限、自分の行動の主導権は欲しいところ。
木賀峰約 名言
「知ろうと思って知れないことなど、この世にはごく僅かしか存在しません。」by木賀峰約
ほんと便利な世の中だけど、基本何でも知れるのが幸福なのかってのは考える。「ぼく」的に言うと戯言だけど。
春日井春日 名言
「いい人間・・・『善良』な人間っていうのは大抵の場合意図的な『善良』であることが多いよね。強いていい人間であるってことが多いよね。」by春日井春日
計算された「善」って考え方がなんか身も蓋もなくてもう面白い。
闇口崩子 名言
「自分の痛みなら我慢できる。けれど他人の痛みは、感じることができないんですから・・・我慢のしようがない。そういうことですよ。」by闇口崩子
聞いたところで結局想像する以外にない。
零崎人識 名言
「俺は生きるっての、『生きていると思うこと』だと、最近、思ったんだよな。つまりさ、本人が『生きている』と思ってなければ、そいつは生きていることにはならないという、こいつは消去法的な定義なのさ。」by零崎人識
なら私もかつ「生きている」と自信を持って言えそうだ。
形梨らぶみ 名言
「生きてる振りしてるだけの馬鹿みたいな奴ら、大嫌い。よりよい明日のことを考えない奴なんて、死んじゃっていいと思うよ。」by形梨らぶみ
らぶみさん過激だな。まあ、その通りとは思うが。
匂宮出夢 名言
「すごい奴ってのはさ、よく見てみると・・・そいつの周りにいる奴も、すごい奴なんだよ。類は友を呼ぶ、じゃないけれど、多くの場合、他人とのかかわりによって自己ってのは決定され、そしてその中で能力を獲得していくもんなんだな。いわゆる環境の問題って奴だ。」by匂宮出夢
自分の周りの人間ってのらかなりでかい。
西東天 名言
「俺達は運命に流していただいているんだよ。自分なんかに価値はない、自分は世界なんかと何も関係せずに生きている、なんて思ってる奴がいるとしたら・・・それは無知を通り過ぎて傲慢というものだな。」by西東天
しかし、自分が死んだところで世界は何も変わる事なく回るんだろなとか思うけど、ほんとうに全く変わらないって事は確かにないよな。
「失敗して悔しくないゲームなんぞに参加して、何が楽しいとあうのかね。参加することに意義があるのではない、成功して愉悦を得、失敗して屈辱を得ることにこそ意義がある。」by西東天
何かに参加してかつ、成功も失敗もないってあんのかな?
クビツリハイスクールのカバーのそで 名言
「学校を好きだと思っている人がいるとすれば、その人は学校を知らないか、あるいは学校しか知らないか、どちらかでしょう。どちらにしても、好きな場所のある人は幸せです。」カバーのそで
なんかすごく分かる気がするこの言葉。
ナレーション 名言
「信用できるかどうかは問題ではない。問題は、裏切らないかどうかだ。」ナレーション
相手が何を考えようと、自分から見て相手が裏切らなければそれでいい。なんか悲しい感じするけど、現実、外からはそれしかわからないというのもある。
「努力は必ず実を結ぶ。それが結果に繋がるとは限らないけれど。」ナレーション
この「実を結ぶ」と「結果」が別物ってとる考え方が面白い。
「悲劇とは事件が起きることではない。何も起きないことこそが、悲劇なのだ。」ナレーション
まあ、「何も起きない」なんて事はありえないけど。
「強い人間より弱味のない人間の方が危険だ。」ナレーション
自分の弱味ってなんだろう。。。とりあえず消し去りたい過去とかかな。
「やって後悔するのとやらずに後悔するのならやって後悔する方を選ぶ・・・ではやって後悔しないのとやらずに後悔しないのとでは、どちらを選ぶ?」ナレーション
こういう「そんなこと言われたことないから考えた事ないんだけど」っていうのを問うてくるところ凄い好きだわ。
西尾維新 名言
「唯一の正解と無数の間違いがあってこそ現実のバランスは成立しているわけで、みんなが正しさばかり主張していたら疲れちゃいますよね。」by西尾維新
わたしの人生に自信を持って「正解だった」と思える事は数えるほどしかない気がする。
「大事なのは生きることではなくよりよく生きること、死ぬことではなくどう死ぬか。」by西尾維新
これは至言だと思う。大きく言えばこれこそ全てとすら言えると思う。
「万が一にも死にたくないという気持ちにしても、全部投げ出しちゃいたいという気持ちにしても、そういう気持ちが胸の中にあるうちは、まだまだ途中ってことなんでしょう。」by西尾維新
私もまだまだ途中である。
印象に残った名言BEST3
1位
「あなたが殺されていい時がありますか。あなたが殺されていい条件があれば、それを聞かしてください。あなたがどんな時でも殺されるのがいやなら、少なくともあなたは人殺しをしてはいけない。」by真理先生
1番はクビキリサイクルで実際に登場したキャラではないんですが、真理先生という方の言葉。「なぜ人殺しをしてはいけないのか?」。「人殺し」っていう凄い特別に罪深いイメージ合ったけど、「自分がさらたら嫌な事は相手にもしない。」っていう人間関係の中で当たり前の事に当てはまるんですよね。
2位
「俺は生きるっての、『生きていると思うこと』だと、最近、思ったんだよな。つまりさ、本人が『生きている』と思ってなければ、そいつは生きていることにはならないという、こいつは消去法的な定義なのさ。」by零崎人識
「生きる事とは自分が『生きている』と思う事。」心底同意します。そう考えるとやっぱり「生きる」というのにはただ肉体的に生きているだけでは不足で精神的にも生きている必要がある。
3位
「ことを幸せ不幸せの基準で判断する限り、それは初めから終わりまで主観的な判断に委ねなければならない。」byぼく
これは真理だと思うんですけど、「あの人は幸せそうに見える。」とか「自分は周りに不幸そうに見えていないか?」っていう思考ほど不毛なものもないんでしょうね。